EDの原因は器質性と心因性

リラクゼーションサロン「プラーナ」では、カルサイネイザンというタイの伝統的な施術を行っています。お腹や生殖器周辺のマッサージを行うのですが、EDや勃起不全に悩んでいらっしゃるお客様がたくさん来られます。今回は、EDの原因について調べてみました。
ED・勃起不全の原因は大きく分けると2つ
ED・勃起不全の原因は、大きく分けると器質性と心因性の2つに分かれます。器質性とはホルモンや血流など体の機能が原因でEDになるもの。心因性は、ストレスやトラウマなどが原因でEDになるものです。
器質性ED
器質性EDの原因は、さらに3つほどの原因があります。血管・神経・内分泌。これらの3つについて説明していきます。
・血管の障害
勃起は陰茎海綿体に血液が流れることによって起こります。ですから、血流に問題があると勃起しにくくなることがあります。血液をサラサラにする食べ物を食べたり、運動をすることで改善できます。
・神経の障害
性的な刺激を受けると、神経を伝達して勃起の信号が送られます。神経に障害があると、情報を伝えられなくなります。脳出血や糖尿病、脊髄の損傷などが原因です。これらは、病院に行って診てもらうことがおすすめです。
・内分泌の異常
勃起をするためには、男性ホルモンであるテストステロンが分泌されることが重要です。テストステロンの分泌は加齢により減少していきます。ですから、年をとると勃起力が低下することは当たり前ですが、運動や食事によりテストステロンの減少を防ぐことは可能です。スクワット、腹筋など、大きな筋肉を動かす運動がおすすめで、食事はタンパク質を積極的に取りましょう。しかし、肉ばかり食べて血流が悪くなるというのも勃起不全の原因となりますので、魚がおすすめです。
また、ストレスなどの要因により内分泌の異常が起こることもあります。
心因性ED
心因性EDも、慢性的な精神的ストレスと、性行為の場面に置ける心理的なプレッシャーに大別されます。
・慢性的なストレス
仕事やパートナーとの人間関係において慢性的にストレスを抱えている場合、勃起不全が起こることがあります。そもそも、高いストレス状態が続くと、交感神経が優位、副交感神経が働きにくい状態が続き、人間の本来持っている自己治癒力が働きにくくなります。
精神疾患や他の病気を招いてしまうことにもなりますので、慢性的にストレスを感じる状況ならば、生活習慣・職場環境を変えるなどの抜本的な対策が必要です。
・性行為におけるプレッシャー
自慰行為はできるけれど、性行為の場面になると過度に緊張してしまって勃起できないという場合もあります。パートナーとの関係による性行為へのプレッシャーや不安などが原因です。
加齢により勃起力が低下して、性行為でうまくいかずに自信をなくしてしまうということもあります。
これは、女性の私から男性の皆様にぜひお伝えしたいのですが、勃たなくても、挿入しなくても、途中で萎んでしまっても、そんなに気にすることではないと思います。優しく、はぐしてもらったり、撫でてもらうだけど、女性は嬉しいし、気持ちいいものです。

