勃起の仕組みを理解してください

カルサイネイザンをメインとして施術を行っているリラクゼーションサロン「プラーナ」です。カルサイネイザンは、タイに伝わる内臓や生殖器周辺のマッサージです。お客様は男性も女性もいらっしゃいますが、男性の方はED・勃起不全に悩まれてお越しいただく方が多くいらっしゃいます。
今回は、男性の勃起に仕組みについて、私の勉強もかねて調べました。
そもそも勃起とは?
性的な興奮があると、男性のペニスは大きくなります。小学生の高学年とか中学生だと、男子はそんな話ばかりしていたように思います。その時には、勃起したペニスを見た経験あhありませんでしたので、大きくなると言ってもどのくらい大きくなるのか、なぜ大きくなるのかなどはわかりませんでした。
男性は勃起するとペニスは大きく、固くなりますが、これは骨ではありません。当たり前だろと思われるかもしれませんが、人間以外の動物には陰茎骨という骨をペニスに持つものがたくさんいます。人間と似た動物ですとチンパンジーやゴリラには約1センチ程度ですが、陰茎骨が存在します。セイウチは陰茎骨が60センチもあります。
男性の陰茎が大きく固くなるのは、海綿体に血液が流れるからです。海綿体とはスポンジの構造のことで、陰茎は尿道海綿体と2対になった陰茎海綿体でできています。海綿体の中にたくさんの交際血管が張り巡らされています。勃起をするということは、陰茎海綿体に血液が流れる状態のことです。陰茎海綿体には普段は血液は流れませんが、性的な興奮状態になると血管への入り口が開いて血液が流れていきます。
尿道海綿体は尿道を守るためにあります。尿道海綿体は勃起時には膨らみますが、固くはなりません。尿道海綿体がないと、固く、大きくなった陰茎海綿体により尿道が押し潰されてしまいます。尿道海綿体はエアバックのような役割をしています。
勃起を引き起こす物質 勃起を抑える物質
血液が陰茎海綿体に流れる際に、重要な役割をするのが「サイクリックGMP(グアノシン1リン酸)」という物質です。名前は覚えなくてもいいですが、血管を拡張する役割があります。
一方で勃起をして治らなかったら、これも問題です。勃起を抑えようとする物質は「PDE(ホスホジエストラーぜ)5」と言います。PDE5は、勃起を引き起こすサイクリックGMPを分解する役割があります。
勃起をしてほしい時に、勃起を抑えようとするPDE5が出過ぎてしまうと陰茎は静まってしまいます。バイアグラなどのED薬の多くは勃起を促進する再クリックGMPを出すのではなく、勃起を抑えようとするPDE5の分泌を抑制する効果があります。
勃起をするためには血流が重要
勃起をするためには陰茎海綿体に血液が流れる必要があります。ですから、血液の流れがスムーズであることが重要です。ドロドロとした血液は流れが悪くなり、サラサラとした血液は流れがよくなります。
血液の流れが悪くなってくると、血管が詰まります。脳で血管が詰まると脳梗塞、心臓で血管が詰まると心筋梗塞となります。
血液の流れをよくするためには、食事、運動、ストレスの軽減が重要となってきます。リラクゼーションサロン「プラーナ」で行っているカルサイネイザンの施術は、内臓や生殖器周りのマッサージを行い、血液やリンパの流れがよくなると考えられています。気になる方はぜひお試しください。

