チェンマイをご紹介します

リラクゼーションサロン「プラーナ」で行っているカルサイネイザンはタイに伝わる伝統的な施術です。タイと言えばバンコクが有名なので、行ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。でも、私の行っているカルサイネイザンなどの施術はチェンマイを中心に行われています。今回はそんなチェンマイについてご紹介します。
2種類あるタイマッサージ
タイ古式マッサージをタイで習ってきたと言っても、大きく分けると2つあります。バンコクを中心に行われているマッサージがワットポースタイル(バンコク式)のマッサージです。チェンマイで行われているマッサージは別名はなくてチェンマイスタイル・チェンマイ式と言います。
ワットポーとは王宮の南側にあるお寺で、1788年にラーマ1世によって建てられ、ラーマ3世の時代に医術や天文学などを学ぶ場所になりました。ワットポーで行われているマッサージはこの時代に体系化されました。
タイマッサージで、足で体を押したり、中には踏みつけたりするものもありますが、これはワットポースタイルではありません。ワットポースタイルのマッサージは王族にも提供されていたため、流石に王様を踏みつけることはできません。手を使った指圧中心のマッサージになります。
チェンマイスタイルはワットポースタイルと比べると田舎式のマッサージです。田舎に伝わっていたさまざまなマッサージの技術が寄せ集まって、今あるチェンマイスタイルのマッサージが出来上がりました。
このように2種類の違うマッサージなのですが、現在のタイ古式マッサージは、ワットポースタイルもチェンマイスタイルも混ざった施術を行っているものが多いです。プラーナで行っているマッサージはチェンマイスタイルをベースとしています。
チェンマイはタイ第2の都市
チェンマイはタイの北東部にあります。バンコクに次ぐ「第2の都市」と言われているのですが、実は人口が2番目であるとか、2番目に発展しているというわけではありません。
統計があまりないのですが、ウィキペディアによるとバンコクの人口は2010年時点で825万人。今はもっと増えていると思います。チェンマイは10万〜15万人と言われていますので、まさにバンコクは桁違いです。チェンマイは外国人の移住先として人気がありますが、田舎でゆっくりしたいという方が多いです。
ではなぜ、第2の都市と言われるのかというと、タイがかつていくつかの王朝に分かれていた時に、チェンマイは北部にあるランナー王朝の首都として建設されたからです。現在もバンコクとは違う、北部の伝統的な文化が残っています。食事や建築などもバンコクとの違いを感じることができ、遺跡や寺院などの観光名所も多くあります。
幻想的なコムローイ
チェンマイを訪れるベストシーズンは11月です。チェンマイは雨季と乾季があり、雨季の時はスコールが続いたりすることがあります。現地の人はほとんど気にしていませんが、せっかく観光に行くなら天気が良い方がいいですよね。雨季が終わって乾季に差し掛かるのが11月。
そして11月にはチェンマイで「コムローイ(ランタン祭り)」が行われます。タイは陰暦の12月(現在の11月)の満月の日にロイクラトンというお祭りが行われます。クラトンは灯籠、ロイは流す、灯籠流しのイベントです。収穫や川の恵みに感謝するタイ全土で行われているものです。
その中でもチェンマイはコムローイという和紙でてきたランタンを夜空に向けて飛ばします。数千個のランタンが一斉に空へ放たれる様子はすごく幻想的です。

チェンマイにはマッサージ屋さんがたくさん
チェンマイに旅行にいかれる際は、ぜひマッサージを受けてください。数えたことはないですが本当に1つの通りにたくさんのマッサージ屋さんが並んでいます。
相場は1時間200バーツくらい。昔と比べて円のレートがすごく悪くなったのですが、1000円くらいです。安いお店でも、すごいゴッドハンドがいたりして、行ってみないとわかりません。
リラクゼーションサロン「プラーナ」では、タイ古式マッサージの中でもカルサイネイザンという腹部や生殖器周辺のマッサージを行っています。店舗は姫路ですが、神戸・明石など兵庫一円、大阪・京都などからもご来店いただけております。

